・・・このブログをお読みの方で、FORZA3でどうやったら痛車などのペイントが作れるのか?と思われている方もいると思いますので、我流ではありますが私のペイントの方法を解説したいと思います。

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(あくまでも私の個人的な作り方であり、このやり方が効率的かどうかはわかりません)
☆用意するもの
・Xbox360(できればHDD付きモデル)
・「FORZA MOTORSPORT 3」(限定版だとゲーム内で使える車が少し多いのでできればこっち、通常版でも可能)
・Xbox360チャットパッド(コントローラーの下に取り付ける小型キーボード、文字を入力するときに楽)
・パソコン(私のやり方だと画面をキャプチャーしないのでノートパソコンでもOK)
・レースカーの資料(ある程度はネットでも調べられるが細かいスポンサーロゴを調べるのに難儀するので雑誌や書籍、写真があればなおよし)
・キャラクターイラストの資料(ネットでも検索可能?)
・スキャナー(紙媒体の資料にグリッド線をつけるため)
・PhotoShopなどのソフト(フリーソフトの「GIMP」あたりでなんとかなる?)
・ハイビジョン映像が出力できるモニター(コンポジット端子やS端子などのアナログ解像度の映像ではペイントの細かい部分の判別ができないため必須)
作業のおおまかな流れは以下の通りです。
・ペイントカーのおおまかなデザインを考える。
・キャラクターイラストを探す。(絵のうまい人は自分で描く・・・)
・キャラクターイラストをゲーム内でバイナル作成。
・ペイントカーに貼るメーカーロゴ、スポンサーロゴ(以下ロゴ)を作成。
・キャラクターイラスト、ロゴをレイアウト。
・ロゴやイラストで足りない物があれば追加で作成。
・外装パーツを交換、テスト走行で写真を撮ってミスやバグがないか検証。
ではまず・・・
「ペイントカーのおおまかなデザインを考える」
まずデザインする車種を考えてみます。
単純にデザインしやすい車は
・ボンネットが平坦で面積が広い
・サイドが平坦で面積が広い・・・
といった車種になります。
例えば、Honda S2000などはボンネットが広く平坦であり、イラストを大きくレイアウトしやすいですが、
裏を返せばこういった車種はデザインする人が多いのであまり乗ってくれないかもしれません。

サイドの面積が狭かったり、ボンネットに吸気口(SUBARU、MITSUBISHIなどのターボ車に多い)がある車は大きいイラストが貼りにくいですが、そういう車種はデザインする人が少ないとも言えるので、あえてそういった「デザインしにくい車」でイラスト、レイアウトを考えてもいいかもしれません。

全体のレイアウトで、競技車両っぽくするには、実在のものを参考にしてみるといいでしょう。レースのカテゴリーなどによってレギュレーション(規定)があり、ゼッケンの位置、ドライバー名、スポンサーのステッカーの位置が大体似たような場所になっています。

私が作ったラリーカー風の車だと、ラリーの最高峰の大会と言われるWRCの車両っぽいデザインになっています。
WRCでは、ゼッケンはボンネットに「ラリー独自形状の、大会名と番号の入ったゼッケン」、屋根に「大会名と番号の入った正方形に近い形のゼッケン」、左右に「大会名と番号の入った横長の長方形のゼッケン」がレイアウトされています。
ボンネット正面の一番目立つ部分は「チーム名」もしくは「メインスポンサー」、フロントバンパー下部左右、リアバンパー下部左右に「タイヤメーカー」、フロントバンパー左右、サイドに「オイルサプライヤー」・・・といったところでしょうか。
ゼッケンの大きさ、形状、貼る位置は競技のルールとして決まっています(違う位置や形状だと実際の競技では失格になることもある)ので、その辺りは真似になってしまったほうがいいかもしれません。

次に、「イラストを探す」・・・これは、気に入ったイラストを探してください。
貼りやすいイラストのポイントは
・線や形状が単純なもの
・横に広がりのあるイラスト
・右側面に貼る人物画なら目線が左にあるもの、左側面なら目線が右にあるもの
・動きのあるポーズ(正面向きの立ち絵・・などは使いにくい)
といったところでしょうか。
線や形状が単純なもの、という点ですが、FORZA3のペイントで1つの面に貼ることができるレイヤーは最大1000まで(ボンネット、左右側面は1000、フロントバンパー、リアは500レイヤーまで)なので、線が多い複雑なイラストだとレイヤー不足に陥る可能性があります。レイヤー数の制限を考えるとバストアップ(顔から肩付近まで、証明写真のイメージ?)で作りたくなりますが、そういうイラストだけだと面白みのないレイアウトになりがちですので注意。
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